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リハビリテーション学科

作業療法学専攻教員 介護新聞に連載中! 「動き出しは当事者から」

昨年11月の「動き出しは当事者から」連続講座第2回の際に、ユニットでMさんと直接関わりを持たせていただく機会がありました。溝上さんの報告にあるとおりですが、無口なMさんが◯◯出来ますか?の声掛けに、戸惑いなく起きられ、移乗され、歩かれました。その時の誇らしげなMさんのお顔を忘れません。Mさんだけは知っていた「出来る」を、私や職員の皆さんと共有できたことは、明日からの自信と前向きな行動につながったと思います。それは、花見へ、釣りへ、普通浴槽へと職員の気持ちも変えていくものでした。何より生活の変化とともにMさんのお顔がさらに若返りました。

 今年度スタートした「動き出しは当事者から」中級編では、Mさんの事例発表を、ご本人の立会いのもと実施しMさんから感想も頂戴しました。普段の生活動作や、施設職員の考え、さらにはちょっと先の未来についてご本人が確認することで、職員への信頼はもとより、生活の見通しという安心感を提供する機会になったと思います。当事者のことを当事者ぬきで語らない。そのような機会を増やす意識を持っていたいと思います。

 当事者のことを一番よくわかっているのは、まぎれもなくご本人ですから。

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(作業療法学専攻 大堀具視)