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総長からのメッセージ

日本医療大学 総長 島本  和明

学生ファースト
何をすれば学生のために本当に良いのか
常に改革に挑んでいます
学生ファースト何をすれば学生のために本当に良いのか常に改革に挑んでいます

日本医療大学 総長・学長

島本 和明

前 札幌医科大学理事長・学長
医師、医学博士
札幌医科大学第二内科教授、札幌医科大学学長・理事長、
日本高血圧学会理事長、国際高血圧学会理事等を歴任

2019年春、診療放射線学科で4年生を迎え、看護学科、リハビリテーション学科と、全ての学科で1年生から4年生までの学生が揃いました。今期から看護学科とリハビリテーション学科で入学定員を増やしたこともあり、キャンパスは若い熱気に満ちています。

看護学科は2期生が、リハビリテーション学科は1期生が初めての国家試験に挑戦しました。看護学科では75名が合格、全国平均89.3%を上回る97.4%の合格率を達成しました。またリハビリテーション学科では、理学療法学専攻で出願者全員合格、すなわち100%の合格率を達成しました。また全国平均合格率が71.3%という難関の作業療法士国家試験では76.9%と、これも全国平均を大きく上回る好成績を挙げています。

希望者全員が医療施設に就職できたことも含め、今期の好成績は、一昨年に設置し、昨年度から本格稼働したキャリア学修支援センターの貢献が大きかったと考えています。初めて国家試験を迎えるリハビリテーション学科の学生に対して、国家試験対策、就職対策に専任する3人の教員を配置しました。専任教員をサポートする兼任教員も配置し、きめ細かな国家試験対策と、リクルート情報をキャリア学修支援センターで収集・提供することで、学生が国家試験に集中できたことも大きかったと考えています。

全ての学科で学生が揃った今期は、本学の歴史において新たな章の扉が開かれる年になります。新設大学は最初の卒業生が出るまでの間、文部科学省によって設置計画に沿って大学が運営されているかを確認する設置計画履行状況調査を受けることになっています。この間はカリキュラムや教員採用、昇格人事などは文部科学省との協議に基づいて進めなければなりません。昨年に看護学科で初めて卒業生を出し、今年はリハビリテーション学科で初めて卒業生を出したことで、文部科学省の調査期間が終わりました。このため昨年度から本学独自裁量によるカリキュラム改革や教職員の人事改革などに取り組んでいます。

目指すところは「学生ファースト」の徹底と深化です。本学は開学以来「学生ファースト」を理念として大学運営を進めてきました。「学生ファースト」とは、学修・キャリアとキャンパスライフの両面において満足度を高めることです。本学のような開学間もない大学にとって学生の満足度は生命線と考えています。

私は札幌医科大学学長から2016年に本学総長に就任しましたが、昨年度は110回、今年度も85回講義を行います。総長・学長の立場でこれほど教壇に立つのは異例でしょう。講義では一人ひとりに声をかける時間を設け、総長室は常に学生へオープンにしています。おかげでたくさんの学生の生の声に接することができました。今期のカリキュラムも学生の声を受けて大きく変えています。若い大学だけに「学生ファースト」という理念に沿うことであれば、迷うことなく改革に取り組んできました。

学生の声を聞くと、もっとも改善が望まれているのは、キャンパスが二つに分かれていることと交通アクセスの問題でした。この声に応えるべく、今後2〜3年を目標として、札幌市内の地下鉄駅から近い場所に移転し、看護学科、診療放射線学科、リハビリテーション学科の3学科を一つにする新キャンパス構想を具体化していきます。実習や研究の場として附属病院、附属介護老人保健施設の併設、大学院の設置も検討しているところです。

大学は教育の場であるとともに研究の場でもあります。2015年に大学附属のものとしては日本で初めて開設した認知症研究所は、機能性健康食品製造メーカーの委託を受けて臨床研究に取り組み、有意な成果を挙げました。本学教員の研究がマスコミで取り上げられることも増えています。教員の研究についてはこれからも強くサポートしていきたいです。

北海道で医療者はまだまだ足りていません。北海道の医療を支える職業人になりたい、という高いモチベーションを持った若者へのニーズはいくらでもあります。若い皆さんはぜひこの有意義な職業を目指してほしいです。そして日本医療大学は、若い大学ですが、学生を大事にする大学です。国家試験の合格率は高く、医療人になるための確かな選択肢です。オープンキャンパス、資料請求、いろいろなかたちで見ていただき、理解していただいて、本学を選んでいただきたいです。責任を持って良き医療人に育てます。