お知らせ一覧

HOMEお知らせ一覧 > 生涯学習講座で「高齢者の転倒予防」の講義をしました。

リハビリテーション学科

生涯学習講座で「高齢者の転倒予防」の講義をしました。

8月25日(土)、月寒公民館にて生涯学習講座受講生約20名に、「高齢者の転倒予防」について講義をしました。

 

東京消防庁管内で救急搬送された人のうち、家庭での転倒事故による人数は高齢になるにつれて増加し、70歳以上では急増しています。

高齢者は転倒して骨折しやすい特徴があります。

・1年間に高齢者の5人に1人は転倒しています。

・転倒して救急車で運ばれた高齢者の約半数は骨折しています。

・骨粗しょう症のある方は、転倒などちょっとした衝撃で骨折することがあります。

・転倒して骨折したことによって、そのまま寝たきりになってしまう高齢者が多くなっています。

 次いで、高齢者が転倒しやすい内的要因・外的要因について、簡単に説明しました。

内的要因として、「身体機能の低下」は、筋力、反射神経、バランス能力などの身体機能が重複して低下するため、転倒しやすくなります。また、病気が影響では、心臓の病気などで、血圧が急に低下したり、不整脈が起こることが原因で、転倒することがあります。白内障や緑内障などで物が見えにくくなった場合も、転倒しやすくなります。

睡眠薬や降圧薬、抗不安薬、糖尿病の治療薬など、薬の影響でふらついて転倒することもあります。

外的要因については、住環境の整備はどうあるべきか。特に室内の点検の必要性について(家の中での転倒防止七か条)説明しました。

1. 住み慣れた家でも転ぶ、という心構えを

2. 費用のかかる住宅改修より小さな工夫を

3. 敷居やスリッパの使用は控える

4. 電気コード類は延長コードで整理を

5. 雑誌、新聞、チラシ類は床に置かず整理整頓を

6. 廊下やトイレに照明をつけて暗闇(くらやみ)をなくせ

7. 階段などには蛍光シールで「目印」を 階段の滑り止め

受講生はまさしく高齢者ですが、学ぶことや健康への意識も高くサクセスフルエイジングを目指しているようです。受講生からパワーを頂いた一日でした。

講義の様子
講義の様子

(リハビリテーション学科 佐藤秀紀)