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診療放射線学科

北海道医療新聞に掲載されました!

 

 診療放射線学科の藤原講師が平成30年4月6日の北海道医療新聞に研究記事が掲載されました。

 患者さんに適正な治療を行うには、正しい診断が必要です。そのためには、医療資源として医師や診療放射線技師などの医療従事者と、X線CTやMRIなどの高度な医療機器が必要になります。

 しかし、人口の分布に対して医療資源は必ずしも公平に配置されているとは言えず、住んでいる地域によって受けられる医療に格差が生じているのが現状です。「格差を解消するには、どの地域にどれだけの量の医療資源が必要か?」といったことは明らかになっていないため、現在、北海道を対象とした医療資源の適正配置について研究を行っており、その研究結果の一部が北海道医療新聞に掲載されました。

 この研究では、1999年から2014年にかけて、診療放射線技師の人数やMRI、放射線治療装置などの分布が、人口分布と比較してより高い水準で札幌市、旭川市、函館市などの都市部へ集中し、過密化する傾向にあったことを、集中度を表す定量的な指標を用いて明らかにしました。一方で、X線CTの分布では過密化する傾向は見られませんでした。

 医療資源の都市部への集中的な配置がこれからも継続していくとすれば、地域間格差の解消は困難と考えられます。今後も、社会問題の解決に少しでもつながるような成果が公表できるように、研究を継続していきます。

 

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出典:北海道医療新聞