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リハビリテーション学科

「動き出しは当事者から」で職員も動き出す

今回、星空の里(障害者支援施設)さんから3回目となる報告をいただきました。「動き出しは当事者から」の取り組みは、いきなり施設全体で全てのご利用者にというものではありません。研修に参加いただいた皆さんは、自分の施設のあのご利用者に使えるのではないか?いや、あの方にも試してみたいという思いが湧いてくるようです。ですから、まずはお一人のご利用者にしっかりと実践してみることをお勧めしています。たった一人のご利用者、しかも今まで気づいていなかった能力を目の当たりにすることは職種が何であれ感動します。「できる」とわかること、それがご本人の思いと重なることは私たちケアをする者の関わりを変える大きなきっかけです。歩行器で歩かれる他のご利用者さんをじっと見つめるAさん、もしかすると見ようとしなければ見えてこない場面だったように思います。しかし、最初の取り組みであったご利用者さん(連載第11回、実践編5)の経験が、「動き出しは当事者から」を伝え、広め、根付かせようということにつながり、今回Aさんとの関係性になっていったものと思います。歩行器で歩かれたことが大切なのではなく、その場面からAさんご自身が判断し行動するきかっけとなったことが重要です。それに応じるように職員が外出を企画し、以下さらに多くの気づきを得る経験になったことです。生活する主体は当事者であること、そのあたり前のことに今後も取り組んで参りたいと思っています。

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(作業療法学専攻 大堀具視)