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総長からのメッセージ

日本医療大学 総長 島本  和明

開学5年目、若いからこそ可能性のある大学です 学生第一、入学して良かったと思える 大学をつくります

日本医療大学 総長

島本 和明

前 札幌医科大学 理事長・学長
医師、医学博士
日本高血圧学会理事長、国際高血圧学会理事等を歴任

2018年春、本学は開学から4年が経ち、看護学科から初めての卒業生を出しました。看護学科1期生が挑戦した第107回看護師国家試験の全国平均合格率は91.0%でしたが、本学の合格率は98.6%と極めて優秀な成績を残しました。1期生の就職状況も優秀で、2名が大学院に進学したほか、希望者全員が医療施設に就職を決めました。専門学校時代の引き継ぎに加え、昨年設置したキャリア学修支援センターの役割が大きかったと評価しています。一人ひとりに対して国家試験・就職対策をきめ細かくシームレスに行うことで、学生はゆとりと自信を持って臨むことができました。

本年度はリハビリテーション学科の1期生が最終年次を迎えます。前身の専門学校時代から高い合格率を維持してきました。リハビリテーション学科ではこの経験を受け継ぎ、これまで以上の重厚な布陣をしいて国家試験・就職対策に臨んでいきます。

2016年4月に開設した診療放射線学科は3年目を迎え、専門教育が本格化します。診療放射線学はとりわけ技術革新が進んでいる分野であり、新しい診断技術・診療技術が次々に登場してきています。陽子線治療という全く新しい治療法が登場し、がん治療の光明となっていますが、日本で13台ある陽子線治療装置のうち3台が札幌にあり、陽子線治療装置を備えた病院を研修先に加えることができました。最先端の機器を学べることは本学診療放射線学科の特長の一つになっています。

全国の大学で医療系学部の新設、既存学部の医療系学部への変更が進んでいます。医療系学部の間口が広がっている中、2018年度は定員を大きく上回る志願者の中から優秀な新入生を迎えることができました。開学5年目の本学がこのような実績を残せたのは、専門学校時代の伝統に加え、大学入試センター試験利用入試を導入したことも大きかったと考えています。入試制度は多様化の時代を迎えており、時代に合わせた入試制度を今後も柔軟に検討していきたいと考えています。

初めての卒業生を出したことで本学の歴史は新しい時代に入りました。新入生には常に上級生がいるという大学として通常の姿になったわけです。とはいえまだまだ発展途上。学生がこの大学を選んで良かったと思えるように、これまで以上に教育研究とキャンパスライフの充実に努めていきたいと考えています。

教育では、特に看護学科で草創期を担った教員が数名退職し、新たに若く優秀な教員を迎えました。本学の教育方針に照らして選んだ先生方ですから、教育面で大きく期待しています。研究については、新しい大学にもかかわらず競争的研究資金の獲得額で道内私大の中位に位置しています。教育と研究は大学の両輪で、教員が研究にも力を入れている現れです。2015年、本学は大学が設置する日本で初めての認知症研究所を設立しました。グループ法人であるノテ福祉会が運営する施設には多くの認知症患者さんがおり、民間財団から資金を得て調査研究を行ってきましたが、新たに機能性健康食品の製造メーカーの委託を受けて臨床研究に取り組むことになりました。この臨床研究が進めば看護学やリハビリテーション医療にもつながる新たな知見が生まれ、学部教育にも刺激を与えていくと期待しているところです。

キャンパスの整備として、本学は、真栄キャンパス(札幌市)と恵み野キャンパス(恵庭市)の二つに分かれておりますが、これを一つのキャンパスにまとめるということ。さらに、キャンパスに隣接した病院があれば教育や研究に大きなメリットがあります。こうした期待を受けて2021年4月を目途にキャンパス移転と病院設置の計画が進んでいます。また、本学の使命は北海道の医療の現場と教育を支える人材を育成することであり、大学院を持つことは必ず実現しなければならない目標と捉えています。キャンパス移転に合わせ大学院開設を目指していきます。

日本医療大学は開学して5年目の若い大学です。若いからこそ可能性のたくさんある大学と思っています。学生のみなさんが本学に入学して本当に良かったと思える大学にしていきたい。そのように考えてすべての教職員は何事にも〝学生第一〟を目指して取り組んでいます。将来医療系の職に就きたいと目指している方、ご家族も含めて安心して預けていただきたい。責任を持って立派な医療人に育てます。